港区でのマンション建替え

本日の日経新聞の東京・首都圏経済面に出ておりましたが港区白金台の老朽化したマンション2棟の共同建て替えがあるようです。

 

 

東京でも港区は外国人が多かったり、地価が高かったりでマンション開発の先駆け的な所でして今後多くの老朽化したマンションの建替えの話が増えて来ると思われます。

 

 

築41年の白金台マンションと築28年のクラウン白金台を解体して総戸数が98戸から190戸になるそうです。

 

 

居住者にお年寄りが増えているので追加出資が難し為戸数を増やしての分譲となるようです。

 

 

今後もこの様な動きが出て来るかと思われますが、マンションの供給が増える事を意味します。つまり、マンション価格は上がりづらいと言う事です。

 

 

区分のマンションの不動産投資の将来性が厳しいのはこういう所からも見て取れます。もしキャピタルゲインが取れたら相当幸運です。

 

 

by 向井啓和

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不動産投資の経費

昨年の不動産投資分の確定申告をしていて気付いた事ですが、全般的に不動産投資の経費率が上昇しています。特に固定資産税が21年度の1月1日基準となりまして前年よりも評価価格が高い事が大きなインパクトとなっています。

 

 

それ以外では光熱費関係が上昇しております。ビル等の共用部分やテナントの電力使用が上昇した事もありますし、価格が多少上がった事もあり全般的にコスト高となっていました。

 

 

特に特筆すべきは老朽化したビルでエアコン等を交換していない所の電力消費量の伸びが大きかったです。猛暑や寒い冬になると老朽化した設備のロスは大きいです。

 

by 向井啓和

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固定資産税上の家屋の定義

遊休土地の活用において数十年における長期では無く、短中期で運用する場合に重要になるのが建物を建てるか建てないかです。

 

特に都心等の固定資産税評価が高い土地の場合には土地の固定資産税だけでも重いのに建物を建てて家屋の固定資産税を払うとなると大変です。

 

不動産活用を考えるにあたって簡易な建物を建てる場合に、固定資産税上の家屋と認定される定義を理解されておくと有効な場合があります。主に家屋の判定には以下の三点が考慮されます。

 

1. 外気遮断性

 

 

2. 土地定着性

 

 

3. 用途性

 

1の外気遮断性とは、「屋根および周壁またはこれに類するものを有し独立して風雨をしのぐことができること」が求められます。例えば球場等の場合観客席で屋根が掛っている部分は家屋と認定されます。観客席でも屋根の無い部分は家屋と認定されず固定資産税がかかりません。

 

2の土地定着性ですが、例えば列車を改造したレストラン等も土地に基礎で定着している場合には固定資産税上の家屋と認定されているようです。一方、キャンピングカー等を改造した店舗等で異動が容易なものはこの土地定着性が認められません。

 

3の用途性ですが、例えば自走式駐車場の場合には屋根も壁もない場合であってもそれ自体が駐車場として用途を満たす建物となり固定資産税上の家屋となります。

 

不動産投資において費用がなるべく最小化出来るように固定資産税の勉強も重要になります。

 

 

by 向井啓和

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不動産活用(PPP)

不動産活用の手段としてPPP(public private partnership)が脚光を浴びて来ております。

 

PPPとは官民協力事業を意味しており自治体や法人が所有している土地等の不動産を有効活用する手法の一つです。

 

自治体と民間が隣り合わせの土地を所有している場合や、等価交換等で土地の交換をした後に不動産開発までのスキーム等を検討するケースが多い様です。

 

例としては大手法人や市町村の遊休土地(福利厚生施設等)を民間のスポーツ運営者に委託して活用してもらう等があります。

 

現在弊社では相談段階でその様な話が来ており運営者等と詰めております。

 

by 向井啓和

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看板による不動産投資の収益プラス効果

不動産投資のみなとアセットの看板

不動産投資のみなとアセットの看板

 

不動産投資のみなとアセットの看板

不動産投資のみなとアセットの看板

 

 

 

不動産投資において入居者から賃料をもらう以外に様々な収益発生の機会があります。その内の一つが看板による広告収入です。

 

ただ、日本のバブル期には相当看板の価値も高く収益性が高かった様ですが、現在ではかなり低下しております。

 

相当好立地でないと高い収益は得られません。

 

駅で言えばターミナル駅(東京駅、新宿駅、渋谷駅、品川駅等)から見える位置の看板であり、高速道路ではスピードを緩めるカーブの先にある看板であります。国道等の幹線道路沿いも看板効果はあります。

 

ただ、費用対効果でみるとインターネット広告が隆盛ではあります。

 

ちなみに弊社の第一京浜沿いの看板をご紹介します。夕方になるとそこそこ目立ちます。

 

by 向井啓和

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アパートローン注意点

レノベーションしたアパート内部

レノベーションしたアパート内部

 

 

収益不動産等の投資物件のローンにおいての注意点の一つは金融機関に対して「正しいアクセス」をするという事です。

 

「正しいアクセス」とは銀行の内部の状態をある程度把握しつつ、適切なアクセスポイントにアクセスすることです。適切な所に行かないとローンが全く出ません。玉の出ないパチンコ台の前に座っている様に時間だけ浪費します。

 

では正しくないアクセスとはどんな先でしょう。

 

 

1.異動が間近の担当者や支店長のいる支店

 

 

2.売上目標を既に達成している支店

 

 

3.支店の決済権者が保守的な支店

 

 

4.融資でのトラブル等に以前巻き込まれている支店

 

等などです。

 

 

 

丁度今の時期等は3月末の決算に向かっている時期なので、間違った先に行くととんでも無い事になります。

 

 

銀行員のメンタリティーから言えば目標を達成していたら、『これ以上今年度やったら来年度のノルマが上がるから、3月末までは押さえておこう』と思います。

 

 

一方、成績がまだ達成されていない支店は『目標を達成しないと査定に響くから、3月末までに何としてもやろう』と思います。

 

同じ銀行の中でも全く別物になります。普段から日々関係していない人からしたら全く知りえない事ですが、それが大きなウェイトを占めています。

 

私達は当然ながらそれらの『色』を見ながら対応しています。

 

by 向井啓和

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富裕層の教育

不動産投資の仲介業務をしていると多くの富裕層の方とお会いしますが、その中で国際的な教育について色々と学ぶところがあります。

 

ソロスファンドのマネージャーだったジムロジャースはこれからは中国語が重要だと言う事で住まいを中国語圏に移して子供に中国語で教育をしているのは有名な話です。

 

それ以外に先日来られた台湾人の方は、日本と台湾の学校の両方に子供を行かせています。例えば、春節の時には日本の学校に通う等、どちらかの学校が長期休暇に入る時には他の公立学校に行かせると言う方法です。

 

(その方は日本に家もあり固定資産税も払っていますので堂々と行かせています。)

 

これはアメリカに住んでいる日本人の家族の方でもやっている方法ですが、アメリカは夏休み期間が3か月と長いですがその期間は日本の祖父母の田舎の公立学校で学ばせる等…

 

富裕層の間では語学の習得はそれ程重要視されていると言う事です。中には更に一歩進んで「ファミリーエクスチェンジ」なる事がされています。

 

ファミリーエクスチェンジは「同じ年代の子供を一時的に交換する」という事を意味します。それぞれ相手の子供を自分の子供と同じ様に自国語で生活させ、教育するという事です。

 

 

by 向井啓和

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高年収で低貯蓄

不動産投資の仲介の仕事をしているとよく思うのですが、高年収=高貯蓄ではないという事です。

(「金持ち父さん貧乏父さん」にも出てますが・・・)

 

 

何故か不思議な事ではありますが、一般的に良いと思われる一流企業にお勤めの方が貯蓄や資産が驚くほど少ないという事があります。(その逆にマイナーな企業にお勤めの方でも数倍バランスシートが良い人もいます。)

 

 

一流企業で派手な人が多い所では付き合いもあり人と合さざるを得ない所もあるでしょうが、それでは貯蓄や資産の増加は望めません。また、大企業という大船に乗っている事も影響しているかも知れません。

 

 

私が社会人になる時に大富豪の知り合いに良く言われたのは「生活水準を上げ過ぎたら下げられないよ」という事ですが、今でも重みのある言葉です。(上げたら下げなければならない…が、上げなければそのままでも苦にならない。)

 

 

実際海外の富裕層でもバフェット氏をはじめ質素な方が多いですしね。

 

 

高給取りの方は損益計算書(PL)ベースの生活をしていますが、資産家は損益計算書(PL)と貸借対照表(BS:バランスシート)の両方を考慮した生活をされています。

 

 

by 向井啓和

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土地先行取得の場合の住宅ローン控除

お客様から学ぶ事が多いのがこの仕事の特徴ですが、先日も若干マニアックな質問を受けました。(不動産投資ではありませんが…)

 

それは「住宅建築の為に先行して取得した土地のローンの返済が始まっているが確定申告出来るか」という物でした。『所得税確定申告の手引』なる本にまとめられているので調べましたが、結論から言えば「居住の用に供した…」という要件が必要でした。

 

*租税特別措置法41条①では「・・・当該居住の用に供した日の属する年(次項及び次条において「居住年」という。)以後十年間」とされています。

 

つまり、建物取得の為に土地を買って土地のローンをの返済をしていても減税とならない訳です。政策目的的には景気対策なので買って何もしないのに恩恵を与えないと言うのは理解出来る事ですが。

 

 

by 向井啓和

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自社ビル空ビル

渋谷区の自社ビル案件

渋谷区の自社ビル案件

 

 

自社ビル空ビルでの仲介実績も伸びて来ています。こちらのビルは歯科医の方に購入頂いた物件です。23区で国道に面した物件になります。

 

自社ビルや空ビルは入居者が居ないのでリスクが高く、銀行の融資が通りずらいので融資を受けるにあたっての組み立てが重要となります。

 

by 向井啓和

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