2010 年 1 月 28 日 木曜日
渋谷区のワンルームマンションを見て来ました。築年数は古めですがかなり贅沢な造りです。宅配ボックスも備わっておりますが、エントランスも広めで圧迫感は殆どありません。
利回りベースでは9%前後という事ですが、サイズがかなり大きい物件なのでなかなか一般の方には買えないところではありますが…
今後も2月以降ファンド解約物件が次々と出て来そうな感じではあります。但し、リファイナンスと両にらみのケースが多いのでリファイナンスが付いてしまうと売らなくなってしまうのが難点ですが…
(要は損切りを先伸ばす決断をされたら買えないという事ですがそういうケースが多いようです・・・
by 向井啓和
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2010 年 1 月 21 日 木曜日
フルローン投資の失敗で怖い話を聞いたのでご紹介します。ある都市銀行にてですが、不動産契約書に基づいて融資の稟議を通して、ローン契約の申し込みも得てローンを実行したのですが後日契約書の「偽造」が発覚したそうです。
それでローンの全額一括返済を求めらたそうです。
良くある古典的な手法ですが、銀行に提示する売買契約書(例えば1億2000万)と実際の売買契約書(1億円)を二つ作成してそれにそれぞれ署名押印して銀行には偽の契約書を提出したそうです。
銀行としては1億2000万に対して1億円を融資したわけですが、実際の売買契約書が1億円であれば当然ながら9000万とかその前後の数字になっていたはずです。(通常の取り扱いの場合)
よって借主の約定違反となり期限前一括返済を銀行から迫られたようです。
現在フルローンで物件が誰でも買えると指導している業者には同様の事をしている先もあるそうですが、刑法における「有印私文書偽造」という罪になり得るのを理解されているか疑問です。
時々お客様から前回はフルローンで買ったのですがと書類を見せてもらいますが、明らかに物件の実力以上の借入をされており詳細を聞くと同様な回答を受けます。
こういう話は自分はうまくやっていても誰かが債務不履行になる等してその際に他の融資も調べたりして発覚するものです。今後、正規でフルローンを獲得した方は兎も角そうで無い方は上記の様なリスクを背負っている事になります。
by 向井啓和
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2010 年 1 月 18 日 月曜日
本日久しぶりに不動産投資に最適な城南地区の一棟物ワンルームマンションを見て来ました。なかなか味わいがあります。頭の良い人向け物件です。(信託受益権物件)
こちらは借地権の物件ですが、底地権者が財務省になります。つまり国です。国が相続税やその他の税金の代わりに物納として得た土地の上に借地権の建物が建っているのです。
融資をする金融機関も通常は借地権を避ける嫌いがありますが、公的な機関が所有しておりいずれ所有権への転換も可能でそういう場合融資を出すでしょう。
利回りは借地権のままで約10%で、底地を路線価の30%で購入した場合の利回りは8.5%前後です。
城南地区(港区、目黒区、品川区辺りのどこかです…)のJR駅徒歩圏の場所で、建物の内部や外部も大規模修繕等がされており入居の心配はなさそうです。
by 向井啓和
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2010 年 1 月 14 日 木曜日
今年は「フラット35」が熱いかも知れません。住宅購入にあたって市中銀行からの借入よりも固定金利で長期の借入が出来る同商品は民業圧迫との指摘もありますが、いずれにしても不動産購入において購入者にとっては良い話です。
だいぶ前の話になりますが2009年12月6日の日経の一面に「ローン金利1%下げ 35年固定型省エネなど条件」という記事が出ておりましたが、簡単にご紹介します。
「政府は追加経済対策の住宅需要の喚起策として、独立行政法人の住宅金融支援機構の住宅ローン金利を下げる方針を固めた。来年1年間の申込者に限り、最長35年のローンの当初10年間の金利を1%下げる方向で、省エネルギーや耐震性の高い住宅が対象。金利引き下げに必要な約2,600億円の予算措置を2009年度第二次補正予算案に盛り込む方針…」
という記事です。これが適用されると、今年1年の間に住宅用不動産を購入されると現在2.7%前後のフラット35の金利が当初10年間に関しては何と1.7%になります。現在の国債の利回りが1.3%でありまして、それと比べても格段の低さです。
10年固定金利で1.7%の借入というのは相当な超一流企業の資金調達でもかなり困難な数字です。
要は政府は何とか個人にマイホームをはじめとする不動産購入を景気対策の意味もあり期間限定でさせたいという事です。 せっかくのチャンスなのでいずれ買われるのであれば早期の対応が宜しいと思います。
このフラット35の優遇を受けられる適用要件が幾つかありますが、それは次回ご紹介します。
弊社提携先のフラット35は以下の2種類です。
全宅連のフラット35
http://www.zentakuloan.co.jp/
日本モーゲージサービス(リニューアル仲介時)
http://www.m-s-j.jp/index.html
by 向井啓和
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2010 年 1 月 6 日 水曜日
不動産投資の失敗に関してちらほら話を聞く事も増えて来ました。特にこの2-3年の間にフルローン等で物件を買い増して行かれた方が入居者の滞納や、入居率の下落等で苦労されている様です。
その中でも場合によっては特に気をつけた方が良いのが、銀行からの紹介案件の購入です。
一般的には銀行が自行の不良債権物件を持ってくると任意売却で有利な物件を買える様に思われますが、最近見たケースでは結果的に銀行に「はめられた」様な形になっています。
自行の不良債権物件を優良な顧客に貸出を付け替える事によって不良債権処理が出来るだけでなく、貸し出しも減らさない手法は銀行に取っては願ったり叶ったりです。
一方で不良債権の処理をするという点で高く売れないと回収額が足りなくなりますし、もう一方で今後長きに亘って借り入れをしてもらう借主にも配慮しなければなりません。
しかし、現実的には後者よりも、前者が配慮されている事が多い様です。
新築マンションの依頼主の不動産会社が倒産し、ゼネコンが売上を回収できず、その不動産会社やゼネコンへ債権を持っている銀行から個人の富裕層へ物件を持ち込んだりというパターンが最近多い様です。(但し、都市銀行は殆どこの様な形ではなくサービサーや専門部署へ一括で依頼してしまいます。)
ある方には某地方銀行から紹介された物件について特に店舗の想定家賃が高すぎるのでもっと価格を値引く様に第三者としてアドバイスしましたが、やはりその1,2階が入らないそうです。(私鉄の各駅停車駅でしたので3,4割家賃が割高と推定出来ましたので…)
かれこれもう1年以上経つ様に思います…
by 向井啓和
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2010 年 1 月 4 日 月曜日
2010年の不動産投資に見られると思われる傾向を何点か挙げたいと思います。
1. セーフティーネット(自分年金)を求める投資家数の増加傾向は変わらない。
2. 外国人の購入傾向は変わらない。(特に中国系投資家は実需、投資共に根強いニーズがあります。本国市場が堅調である 限り続くと思われます。)
3. 一部の金融機関の融資スタンスに変化が見られそうです。特に4月以降に新年度入りしてから今年度よりも積極化する可能性があります。
4. ファンドからの物件供給が増加する可能性があります。(本来であれば昨年に出て来る物件がリファイナンスで延長されている等の状況ですが、その様な物件も2回の延長は許されなくなると想定されます。去年末のダヴィンチの物件が良い例です。)
以上の傾向を総括すると、まだ金融機関の融資スタンス全般に厳しさは残るものの信用力の強い人や企業(自己資金や余剰担保がある人)が物件を次々と購入していく様な展開になるのではと思われます。
by 向井啓和
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2010 年 1 月 1 日 金曜日
「あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。」
過ぎ去った昨年を反省し、これからの1年をどうされるか決意された方も多いかと思います。
重要なのが「昨年までやろう、やろうとしてやれなかった事を今年こそやるぞ!!」という決意です。不動産投資も他の事も同じです。
「時間が無い」「忙しい」「物件が無い」「銀行が貸さない」といろいろと課題はあるとは思いますが、この不確定な時代において「確たるセーフティーネットを構築するぞ!!」という強い気持ちが必要になります。
数年前に弊社に「1月5日」に来社された方がおりましたが、その年の3月にはフルローンで物件を買われ、現在では数棟の投資用不動産を持つ大家になられております。
「善は急げ」「鉄は熱いうちに打て」とは良く言った物です。「今年こそ」、「今年こそ」と言って数年は容易く経ってしまうものですしね。
問い合わせ頂ければくじけそうになった時には尻を叩くコーチとなりますので…
http://www.minato-am.com/
by 向井啓和
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