2010 年 1 月 4 日 月曜日
2010年の不動産投資に見られると思われる傾向を何点か挙げたいと思います。
1. セーフティーネット(自分年金)を求める投資家数の増加傾向は変わらない。
2. 外国人の購入傾向は変わらない。(特に中国系投資家は実需、投資共に根強いニーズがあります。本国市場が堅調である 限り続くと思われます。)
3. 一部の金融機関の融資スタンスに変化が見られそうです。特に4月以降に新年度入りしてから今年度よりも積極化する可能性があります。
4. ファンドからの物件供給が増加する可能性があります。(本来であれば昨年に出て来る物件がリファイナンスで延長されている等の状況ですが、その様な物件も2回の延長は許されなくなると想定されます。去年末のダヴィンチの物件が良い例です。)
以上の傾向を総括すると、まだ金融機関の融資スタンス全般に厳しさは残るものの信用力の強い人や企業(自己資金や余剰担保がある人)が物件を次々と購入していく様な展開になるのではと思われます。
by 向井啓和
Posted in admin
カテゴリー: その他, みなとアセットマネジメント株式会社, ブログ, 不動産投資, 向井啓和 意見