2011 年 2 月 16 日 水曜日
収益不動産等の投資物件のローンにおいての注意点の一つは金融機関に対して「正しいアクセス」をするという事です。
「正しいアクセス」とは銀行の内部の状態をある程度把握しつつ、適切なアクセスポイントにアクセスすることです。適切な所に行かないとローンが全く出ません。玉の出ないパチンコ台の前に座っている様に時間だけ浪費します。
では正しくないアクセスとはどんな先でしょう。
1.異動が間近の担当者や支店長のいる支店
2.売上目標を既に達成している支店
3.支店の決済権者が保守的な支店
4.融資でのトラブル等に以前巻き込まれている支店
等などです。
丁度今の時期等は3月末の決算に向かっている時期なので、間違った先に行くととんでも無い事になります。
銀行員のメンタリティーから言えば目標を達成していたら、『これ以上今年度やったら来年度のノルマが上がるから、3月末までは押さえておこう』と思います。
一方、成績がまだ達成されていない支店は『目標を達成しないと査定に響くから、3月末までに何としてもやろう』と思います。
同じ銀行の中でも全く別物になります。普段から日々関係していない人からしたら全く知りえない事ですが、それが大きなウェイトを占めています。
私達は当然ながらそれらの『色』を見ながら対応しています。
by 向井啓和
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