2009 年 2 月 17 日 火曜日
地方銀行の不動産投資案件向け融資がだいぶ出ておりましたが、3月末を期に動きが変わりそうな感じがしてきております。
フルローンは言わずもがなで融資が一時的に積み上がったのか選別が厳しくなってきました。物件も購入者の状態に関してもです。
恐らく貸し渋り、貸しはがし批判に配慮した動きの一つと思われます。個人や法人の利殖の為の融資を伸ばすよりも、中小企業や法人の融資を伸ばせという圧力があるのかもしれません。
実情はかなり融資が出たので一休みという所もあるかと思われます。
また直ぐ潮目が変わるかもしれませんが・・・
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2009 年 2 月 10 日 火曜日
不動産投資のアドバイスを提供していていつも思うのが、結果的にうまくいっている人達に共通しているのが家族の同意を得ながらやっている人と言えます。
1億円を超えるような年収の方の場合には家族の方も殆ど気にせず連帯保証人になられていますが、やはり普通の年収の方のご家庭の場合、「大きな借金を背負うリスクがある」と連帯保証人になる方も認識されます。
また、リスク云々のみならず家族の意思決定の重要な事項において「自分がのけ者にされた」と感じられたり「いつも勝手に○○は物事を決めて・・」と感情的に許容できない状態になられる場合が多々あります。
反対にうまく買われている方を見ていると旦那さんと奥さんが共に物件を見に行ったり、相談に来られる時も奥様と来られたりといったケースが多いです。一人の目で見るよりも二人の目で見た方がより細かなところも気がつくというものです。
ある昔のお客様などは兄弟3人が共同で運営している会社で買う物件の調査、内見、管理を分担して行っておられました。ご両親が亡くなられてもその思いを継続されているという事なんでしょうか。
また、物件を売る業者や担当との話も一人で聞いていてそれを奥様に話すと「あなた騙されてるんじゃない?」「都合のいいことしか言わないわよ!」となってしまいますが、自分も疑問点を直接質問出来るとそれで気が済むという場合もあります。
日本には「*三本の矢」の逸話がありますし、ヨーロッパの金融を支配したと云われるロスチャイルド家の紋章が五本の矢であります。家族が合意して結束して事にあたると大成するという一つの証かと思います。大切なお金の使い道(投資であれ消費であれ)を決めるのです、しっかり話合って行きましょう。
物件のご相談はご家族単位で受け付けます。http://www.minato-am.com/
*三本の矢
ある日、元就は三人の息子(隆元・元春・隆景)を枕元に呼び寄せ、1本の矢を折るよう命じた。息子たちが難なくこれを折ると、次は3本の矢束を折るよう命じたが、息子たちは誰も折ることができなかった。元就は一本では脆い矢も束になれば頑丈になるということを示し、三兄弟の結束を強く訴えかけた…というもの。これが有名な「三本の矢」の逸話である。[6]
by 向井啓和
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2009 年 2 月 3 日 火曜日
不動産投資においてフルローンになるかどうかはともかく不動産投資ローンの取得が重要になります。一般的なお話という事で軽くコメントを求められたので差し障りのない事をロイターの方に情報提供しました。http://realestate.reuters.co.jp/special/090202_7/
不動産投資もその不動産投資にまつわる資金調達も各個人の資金需要に応じて異なります。その為あまり一般的過ぎると内容が薄くなってしまうなと反省してます。それとライターの方の捉え方や持って行きたい方向というのもありますしね。
初心者の方向けのみならず、相変わらずフルローンかそれに近いニーズは強くありますので相談は毎日の様に来ております。自己資金があるか担保余力がかなりある方の場合にはケースバイケースで対応してもらえるという事がありますので・・・角度を変えてトライする必要があります。
過去あった例ですが、某都市銀行で既に数億借りられていた方が担当者異動後に「どの程度の自己資金が必要ですかね」という質問をすると「3割は最低入れてください。」と言われました。
それを信じられておられましたが、銀行の内部の方にこちらで別途確認すると「その新しい担当はどちらかと言えば管理畑なので、積極的でないかもしれませんね。○○支店ならAさんが融資に関しては一目置かれてますよ。」という様な情報を得ました。
その情報を基に仕切り直しをして担当の変更にトライすると、スムーズに担当を変えてもらう事が出来ました。銀行は一度融資を実行すると債権管理という意味で管理畑の担当に一旦する場合もある様です。特に異動の際など「もうこのお客さんは借りないだろう」という見込みからそうする様です…
「自分は一体どうなんだろう」という場合にはその担当に聞くのではなく我々の様な第三者を使って聞かれると良いと思います。しっかりとしたネットワークがあればうまく対応してもらえるはずです。http://www.minato-am.com/
by 向井啓和
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2009 年 2 月 2 日 月曜日
不動産投資にとって重要な情報である人口に関しての情報が総務省から発表されました。一都三県で人口の転入超過の状況に変化の兆しが出て来たという事の関してオールアバウトコラムにも書きましたが、一方、フルローンで不動産投資をされている方の多い地方の人口流出が止まる気配がないというのがデータを見てとれます。
総務省統計局のデータは下記参照ください。
http://www.stat.go.jp/data/idou/2008np/kazu/youyaku/index.htm
08年 07年 増減
東京都 8万3000人 9万4500人 前年比‐1万1500万
神奈川県 2万9646人 3万2474人 前年比‐2828万
千葉県 2万4178人 1万9632人 前年比+4546万
埼玉県 1万4872人 8,544人 前年比+6328万
・・・・
青森県 -9266人 -1万274人 前年比+1008人
北海道 -2万1129人 -2万267人 前年比-862人
いずれにしても首都圏に人口集積が更に進んでおりその範囲が拡大しているというのが見てとれます。不動産投資においても東京だけにこだわらず千葉や埼玉の通勤の便利な物価の安いエリアというのは人口流入が高いとご理解頂けると思います。また、そのエリアでの不動産投資で利便性が高ければ満室経営も可能かと思います。
一方人口は東京、神奈川県、千葉県、愛知県、埼玉県、滋賀県の上位6都道府県以外は全ての都道府県で減少になっております。その中で特に東北地方や北海道の下落が進行しております。特筆すべきは断トツの人口流出を示している北海道の数字になります。
多くのお客様がフルローン物件を求めて北海道の物件を購入されていますが、この様な人口減少のリスクを常に背負いながらの投資になっている事が分かって頂けると思います。フルローンで人口減少している地方物件を買い進むリスクがご理解頂けると思います。
農業の振興や産業構造の転換や少子高齢化対策等国や地方の行政のサポートが必要になりますが、それも進んでいない状態です。どんなに利回りが高くても人口流出エリアでの投資はどれだけ早期に残債を減少出来るかにかかっていると思います。
地方でのフルローン投資は今後上昇する空室率を想定しながらいかに返済を終了させて行くかという逃げ切り戦略を練る必要があると思います。
東京、神奈川、千葉、埼玉の物件情報はhttp://www.minato-am.com/
by 向井啓和
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2009 年 1 月 30 日 金曜日
不動産投資のお客様の相談を受けていると多いのがフルローンで2,3戸のワンルームマンションを買われた方のご相談です。ワンルームマンションは比較的金額も高く無いので敷居が低く、また、自己資金ゼロで買えるというセールストークで結構売られている様です。
ただ自己資金ゼロで買える一方、フルローンで物件を買った場合特にワンルームは様々な問題があります。
1.ワンルームマンションに融資する金融機関は金利の高いノンバンク系が多い
2.ワンルームマンションは修繕積立金や管理費が高く経費率が3割かそれ以上になる場合も多い
3.ワンルームマンションは入居未入居がゼロサムであり、未入居の際にはキャッシュアウトが大きくなる
ワンルームマンションをフルローンで購入された場合には高い金利で長期間の融資となりますので、返済の殆どが金利払いに消えて行きます。一方、キャッシュフローは貯まっていくかといえば修繕積立等の経費に殆ど消えて行きます。
従いまして弊社では区分のワンルームマンションのフルローンでの購入はハイリスク投資ととらえております。
一方、一棟物の物件の場合ではたとえフルローンで購入されても経費率が低く抑えられ、リスクも分散されており問題は少ないと考えます。
現在でも富裕層の方や不動産投資の経験者を中心にフルローンでの融資を行っている金融機関も若干ではありますがあります。ご興味あればお問い合わせください。http://www.minato-am.com/
by 向井啓和
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2009 年 1 月 21 日 水曜日
本日日本で一番かたいと思われている銀行の方と面談して来ました。担当の方は個人向け不動産投資のサポート役として個人へのアパートローンをしていますが、かなりポジティブなので驚いてしまいました。
銀行のスタンスは不動産融資に関して個人に対してはかなりアクセルを踏んでいる感じです。一方法人向け融資にはその逆に全体的に及び腰だというのが如実に分かりました。
担当者の方も今年の3月~6月が不動産市況の大底という意見で同じでした。不動産市場の底打ちが景気の底打ちよりも先かも知れないという意見でも一致しました。銀行員の方と相場観が一致するというのも珍しい事です。
現在一日一行運動をしています。ほぼ毎日の様に色々な不動産融資の可能性のある銀行開拓をしております。
不動産融資(ローン)も情報の鮮度が命です。http://www.minato-am.com/
by 向井啓和
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2009 年 1 月 21 日 水曜日
フルローンの可能な銀行をもう一つ開拓しました。地方銀行です。他の業者を通じて銀行を紹介してもらいました。
条件としては抵当権の付いていない物件を共同担保として提供出来る物件があるか否かがポイントになります。弊社が把握している限りでは都市銀行が純資産数億円以上の富裕層向けに出しているという事ともう一行傷の浅い地方銀行が属性とエリア限定で融資しているという状態です。
フルローンで不動産投資をするのは狭き門であるのは変わりありませんね。
by 向井啓和
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2009 年 1 月 13 日 火曜日
フルローンは大っぴらには完全消滅しておりますが、一部密かに生き残っています。ただ、物件がフルローンになるかならないかの問題ではなく、個人属性でフルローンに持って行けるか否かのポイントになってきます。詳細はこちらにお問い合わせをhttp://www.minato-am.com/company.html
現在、弊社でもフルローン可能であるという前提で対応しているお客様が数名おりますが共通しているのが年収ベースもしくは自己資金ベースでかなり高水準の方が多いという事です。
世帯年収別の分布で見ると大体上位1%前後に入ってくる人のみが対象になるかなといったイメージです。
もちろん銀行はあまり属性の良い人を優遇していることを大っぴらに出来ないので、「自己資金最低○○%入れてください。」と前面にだしております。よって、もしご自身が世帯年収の分布で上位1%以上にもしかしたら入るかもしれないとお考えの方はチャレンジされても良いかもしれません。
但し、地方の物件に関しては「逃げ切り」出来るか否かの前提で見られる事が重要かと思います。少子高齢化して入居率が低下すると思われる地方物件でも想定利回りが非常に高く15%以上等であれば早めに自己資金や借入金部分を回収出来るかもしれません。
空室率が高くなる前に回収出来るか否かが「逃げ切り」出来るか否かです。
何れにしてもリスクが高い投資なのであまりお勧めしませんが、リスク許容度の高い方はチャレンジしても良いかもしれません。不動産投資の中でも最もリスクが高い部類に入るのが地方物件をフルローンで買うという事である事は認識されて置く必要があるかと思います。
by 向井啓和
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