2009 年 1 月 13 日 火曜日
フルローンは大っぴらには完全消滅しておりますが、一部密かに生き残っています。ただ、物件がフルローンになるかならないかの問題ではなく、個人属性でフルローンに持って行けるか否かのポイントになってきます。詳細はこちらにお問い合わせをhttp://www.minato-am.com/company.html
現在、弊社でもフルローン可能であるという前提で対応しているお客様が数名おりますが共通しているのが年収ベースもしくは自己資金ベースでかなり高水準の方が多いという事です。
世帯年収別の分布で見ると大体上位1%前後に入ってくる人のみが対象になるかなといったイメージです。
もちろん銀行はあまり属性の良い人を優遇していることを大っぴらに出来ないので、「自己資金最低○○%入れてください。」と前面にだしております。よって、もしご自身が世帯年収の分布で上位1%以上にもしかしたら入るかもしれないとお考えの方はチャレンジされても良いかもしれません。
但し、地方の物件に関しては「逃げ切り」出来るか否かの前提で見られる事が重要かと思います。少子高齢化して入居率が低下すると思われる地方物件でも想定利回りが非常に高く15%以上等であれば早めに自己資金や借入金部分を回収出来るかもしれません。
空室率が高くなる前に回収出来るか否かが「逃げ切り」出来るか否かです。
何れにしてもリスクが高い投資なのであまりお勧めしませんが、リスク許容度の高い方はチャレンジしても良いかもしれません。不動産投資の中でも最もリスクが高い部類に入るのが地方物件をフルローンで買うという事である事は認識されて置く必要があるかと思います。
by 向井啓和
Posted in admin
カテゴリー: みなとアセットマネジメント株式会社, フルローン考察, ブログ, 不動産投資, 不動産投資用ローン, 向井啓和, 評判