‘その他’ カテゴリーのアーカイブ

フラット35頭金不要案

「フラット35」頭金不要の改正案を自民党がまとめたそうです。住宅金融支援機構という公的な機関が悪化するばかりの不動産市況のてこ入れの為に若年層を中心とした国民に不動産を買わせるべく基準を緩めるという事です。(案ですので確定ではありません。)

 

 

不動産投資用ではありませんが、住宅購入でフルローンを推進するということです。

 

 

数年前にアメリカのサブプライムローン推進時と同じような感じです。当時米政府はサブプライムローンは低所得者層でも不動産を買えるローンとして強く後押ししてローンの蛇口を全開にしました。その為審査がずさんになり、詐欺的なローンの申込みが多く問題が発生したわけです。

 

 

ただ、アメリカのケースとの大きな相違点はサブプライムローンが多くは固定期間付きの変動金利だったのにたいして、フラット35は35年間固定のローンである点です。クレジットスコアが悪化すれば金利が高く留まってしまうアメリカのローンに対して、日本の方は長期固定の低リスク商品です。その点は評価出来るかなと思います。

 

詳細はこちらで http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090312-00000001-jsn-ind

 

by 向井啓和

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一括現金払い

最近現金保有額の多いお客様が密かに動き出した感があります。自己資金が億以上あって融資を受けずに買うという人が時々おります。

 

 

この融資環境が厳しい時代を先読みしたかの様な冷静でしたたかな対応を見ると日本の投資家もやるなという感じです。外資系や新興不動産会社の売りを個人の方や中小企業や財閥系の企業が買いに入る。現在はそういった図式になっております。

 

 

毎年この確定申告の時期が終わると4月以降を睨んだ新しい動きが出てきます。3月の確定申告時期は一瞬買う人の動きが止まる時期でもあります。

売主も3月末まで案件はもう間に合わないところまで来ているので、3月中の決済に集中する感があります。4月以降には決算をまたいだことによる新しい物件が出てくると思います。

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金融庁貸し渋り集中検査

金融庁が貸し渋り集中検査という記事が出ておりましたが大手行の貸し渋り状態が顕著の様です。昨日たまたまノーアポで来られた銀行マンの方と話しをすると法人営業担当者10数名いるがこの1,2ヶ月一件も融資をしていないと自慢していました。

 

 

弊社も非常に少額以前運転資金で借りたので残高はありますが、昨年秋頃から法人融資は完全閉め出し状態というのは知っていましたので全く驚きませんでしたが、ちょっと酷いなという気はします。

 

 

そもそもバブルの後に税金と超低金利誘導で救われた銀行が(法人税も数年払っていないところが多い)その役目をしないのに高所から物を言う。

常識的には逆転してますね。そんな中で当然の行政の対応だと思いますが、既にかなり遅すぎたという感はあります。

 

 

不動産投資の方への影響はプラスともマイナスとも言えないところです。まじめな地方銀行は東京で不動産投資の融資をしている場合ではないと地元回帰されてますし・・・

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リプラス保証物件

リプラスが去年破綻した影響で、投資用不動産の賃貸契約の保証が切れた案件が散見されます。リプラスの対応が悪かったせいもあって、そういった物件に住む入居者が家賃の支払を遅れ目にする様になったことから滞納者が多く見れるのも特徴です。

 

 

物件情報の開示の際に滞納が無い物件でも「半数の人がリプラス保証でその保証が消えました。」というお話は物件の契約直前で開示しなければならないと売買が流れるケースが多い様です。

 

 

実際に保証がないからと言って滞納者から取りっぱぐれるかといったらそうでもないですし、実際上のリスクはそれ程高くは無いのが実情ですが契約の「直前」にそれが発覚して投資家にお伝えするとなると投資家の方が消化仕切れないのかなと思います。

 

 

昨年9月末前後に契約決済した物件でも同じ問題がありましたが、それには急いで他の保証の「あて」を見つけて事なきを得ました。不動産投資のお手伝いは一筋縄では行かないですね・・・

 

by 向井啓和

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不毛な価格交渉術

不動産投資のアドバイスをされる指導者である成功した投資家の言葉を忠実に守られている方に不毛と思われる事をされている方がおられます。

 

 

1. 買付はとにかく100件提示すれば1件は当たるのでとにかく安く指値をするように
2. 時間をデッドラインまで引き延ばして買手が自分のみの状態にすれば価格交渉が可能であるから時間を費やすように
3. カードローンを使って自己資金を捻出すればフルローンで物件を購入できる etc

 

 

恐らくバブル崩壊直後の昔の時代では通用したかもしれない小手先の手法で今では逆効果でもあります。

 

 

バブル崩壊後の昔はともかく、現在はREITや不動産私募ファンド等に優良物件が集中しており、優良物件を買うには「同じ」ファンドや関連ファンドから買って行く必要があります。それらのファンドでは人の行き来もあります。

 

 

同じ様な事を続ける人に対して「またこの人ですか」という反応をされてしまいます。REITやファンドの場合に債権者である銀行や信託銀行のスケジュールもありますので、ビジネスライクでない常識の無い対応をする人とは取引しないという不文律もあります。

 

 

銀行の審査を通して何度も決済を得ていながら様々な駆け引きをする為取引に至らない人に対しては、審査を進めなくなってくるのは当然の結果です。

 

バブル崩壊直後と今の大きな違いは買い手は非常にたくさんいるという事です。

 

 

10年前は投資用不動産のウェブサイトは一つもありませんでしたが、今では大量にある事からもニーズがそれだけあるとご理解頂けると思います。

http://www.minato-am.com/

 

by 向井啓和

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不動産投資と家族の同意

不動産投資のアドバイスを提供していていつも思うのが、結果的にうまくいっている人達に共通しているのが家族の同意を得ながらやっている人と言えます。

 

 

1億円を超えるような年収の方の場合には家族の方も殆ど気にせず連帯保証人になられていますが、やはり普通の年収の方のご家庭の場合、「大きな借金を背負うリスクがある」と連帯保証人になる方も認識されます。

 

 

また、リスク云々のみならず家族の意思決定の重要な事項において「自分がのけ者にされた」と感じられたり「いつも勝手に○○は物事を決めて・・」と感情的に許容できない状態になられる場合が多々あります。

 

 

反対にうまく買われている方を見ていると旦那さんと奥さんが共に物件を見に行ったり、相談に来られる時も奥様と来られたりといったケースが多いです。一人の目で見るよりも二人の目で見た方がより細かなところも気がつくというものです。

 

 

ある昔のお客様などは兄弟3人が共同で運営している会社で買う物件の調査、内見、管理を分担して行っておられました。ご両親が亡くなられてもその思いを継続されているという事なんでしょうか。

 

また、物件を売る業者や担当との話も一人で聞いていてそれを奥様に話すと「あなた騙されてるんじゃない?」「都合のいいことしか言わないわよ!」となってしまいますが、自分も疑問点を直接質問出来るとそれで気が済むという場合もあります。

 

 

日本には「*三本の矢」の逸話がありますし、ヨーロッパの金融を支配したと云われるロスチャイルド家の紋章が五本の矢であります。家族が合意して結束して事にあたると大成するという一つの証かと思います。大切なお金の使い道(投資であれ消費であれ)を決めるのです、しっかり話合って行きましょう。

 

物件のご相談はご家族単位で受け付けます。http://www.minato-am.com/

 

*三本の矢
ある日、元就は三人の息子(隆元・元春・隆景)を枕元に呼び寄せ、1本の矢を折るよう命じた。息子たちが難なくこれを折ると、次は3本の矢束を折るよう命じたが、息子たちは誰も折ることができなかった。元就は一本では脆い矢も束になれば頑丈になるということを示し、三兄弟の結束を強く訴えかけた…というもの。これが有名な「三本の矢」の逸話である。[6]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

 

by 向井啓和

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地方物件のフルローンのリスク(人口流出超過地帯の投資)

不動産投資にとって重要な情報である人口に関しての情報が総務省から発表されました。一都三県で人口の転入超過の状況に変化の兆しが出て来たという事の関してオールアバウトコラムにも書きましたが、一方、フルローンで不動産投資をされている方の多い地方の人口流出が止まる気配がないというのがデータを見てとれます。

 

 

総務省統計局のデータは下記参照ください。
http://www.stat.go.jp/data/idou/2008np/kazu/youyaku/index.htm

 

 

 

08年   07年   増減
東京都  8万3000人  9万4500人  前年比‐1万1500万
神奈川県 2万9646人  3万2474人  前年比‐2828万  
千葉県  2万4178人  1万9632人  前年比+4546万
埼玉県  1万4872人  8,544人  前年比+6328万
・・・・
青森県  -9266人  -1万274人  前年比+1008人  
北海道  -2万1129人 -2万267人  前年比-862人

 

 

 

いずれにしても首都圏に人口集積が更に進んでおりその範囲が拡大しているというのが見てとれます。不動産投資においても東京だけにこだわらず千葉や埼玉の通勤の便利な物価の安いエリアというのは人口流入が高いとご理解頂けると思います。また、そのエリアでの不動産投資で利便性が高ければ満室経営も可能かと思います。

 

 

一方人口は東京、神奈川県、千葉県、愛知県、埼玉県、滋賀県の上位6都道府県以外は全ての都道府県で減少になっております。その中で特に東北地方や北海道の下落が進行しております。特筆すべきは断トツの人口流出を示している北海道の数字になります。

 

 

多くのお客様がフルローン物件を求めて北海道の物件を購入されていますが、この様な人口減少のリスクを常に背負いながらの投資になっている事が分かって頂けると思います。フルローンで人口減少している地方物件を買い進むリスクがご理解頂けると思います。

 

 

農業の振興や産業構造の転換や少子高齢化対策等国や地方の行政のサポートが必要になりますが、それも進んでいない状態です。どんなに利回りが高くても人口流出エリアでの投資はどれだけ早期に残債を減少出来るかにかかっていると思います。

 

 

地方でのフルローン投資は今後上昇する空室率を想定しながらいかに返済を終了させて行くかという逃げ切り戦略を練る必要があると思います。

 

 

東京、神奈川、千葉、埼玉の物件情報はhttp://www.minato-am.com/

 

by 向井啓和

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投資用不動産のエアコン工事

エアコン工事費用というのは馬鹿になりません。特にセントラルタイプで数か所の室内機を一つの機械でカバーするタイプのエアコンはかなり考え物です。まず、エネルギー効率が悪いという事と故障した場合に関連するすべての部屋に影響があるという事です。

 

 

それと特に注意すべき点は工事のしやすさという点です。建物が上に長く道路が狭いもしくは電線が多い所は機械のサイズが大きいのでクレーン車等を使うのも労力が掛ります。クレーン等を入れる場所や機種も限られて来ます。交通整備のガードマンも雇わなければならないかも知れません。

 

 

その為大規模修繕の際には通常の大規模修繕以上のコストが掛ります。エアコン工事の見積もりを見て改めて愕然とさせられました…

 

 

不動産投資においては通常の状態のみならず、故障や工事等の突発的な事も頭に入れておかなければならないと改めて考えさせられました。

 

 

by 向井啓和

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フルローンで買うワンルームマンションの危険性

不動産投資のお客様の相談を受けていると多いのがフルローンで2,3戸のワンルームマンションを買われた方のご相談です。ワンルームマンションは比較的金額も高く無いので敷居が低く、また、自己資金ゼロで買えるというセールストークで結構売られている様です。

 

ただ自己資金ゼロで買える一方、フルローンで物件を買った場合特にワンルームは様々な問題があります。
1.ワンルームマンションに融資する金融機関は金利の高いノンバンク系が多い
2.ワンルームマンションは修繕積立金や管理費が高く経費率が3割かそれ以上になる場合も多い
3.ワンルームマンションは入居未入居がゼロサムであり、未入居の際にはキャッシュアウトが大きくなる

ワンルームマンションをフルローンで購入された場合には高い金利で長期間の融資となりますので、返済の殆どが金利払いに消えて行きます。一方、キャッシュフローは貯まっていくかといえば修繕積立等の経費に殆ど消えて行きます。

 

 

従いまして弊社では区分のワンルームマンションのフルローンでの購入はハイリスク投資ととらえております。

 

 

一方、一棟物の物件の場合ではたとえフルローンで購入されても経費率が低く抑えられ、リスクも分散されており問題は少ないと考えます。

現在でも富裕層の方や不動産投資の経験者を中心にフルローンでの融資を行っている金融機関も若干ではありますがあります。ご興味あればお問い合わせください。http://www.minato-am.com/

 

by 向井啓和

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管理会社への委任

投資用不動産の一棟売りマンションを東京目黒区で購入されたお客様から連絡がありました。管理会社から「印鑑をいちいち押すの面倒だと思うので細かい契約関係は代理で契約印を作って押しておきますが」というオファーがあったそうです。

 

書類は委任状の形で作成されたそうです。そうやって任せてしまって良いのかという質問でした。

 

委任状の状態でも内容をより具体的に列挙明記してもらえば越権行為をしないので問題ないのではないかというアドバイスをしました。

本来であれば委任状というよりは合意事項として契約か覚書程度でも管理会社の印も押してもらった方が良いという事は伝えました。管理会社にも責任を自覚してもらう為にもそうした方が良いというのが理由です。

 

まあ、大手の管理会社で問題は無いと思われる先ですが…

 

by 向井啓和

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