2014 年 8 月 7 日 木曜日
先日の日経新聞に記事が出ておりましたが、空き家の数が増加の一途を辿っており、その対策として空き家にも更地並みの課税をしようと言う 方向性の様です。
不動産投資をされる方には困った話の様に思えますが、直接的にはそうではないです。
空き家で管理状態の悪い物件に関して更地並みの課税をする事により、空き家の管理の向上や空き家の更地への転換を促す内容だからです。
ボロボロの家でもそのまま建っていればそれは住宅が建っている土地となり固定資産税は単なる更地の状態よりも概ね6分の1の額で済みます。
それが、更地になると一気に6倍の固定資産税額となれば誰しも解体するのを躊躇します。
ただ、空き家のまま放置しますと治安の面でも防災の面でも社会インフラの面でも問題があります。
そこで、ボロボロの空や屋を減らすべく固定資産税を上げるというのが主旨の様です。不動産投資をされている方に取ってはその影響がプラスとも マイナスとも言えないですが。
と言うのは、更地は何れは新築の物件となって世の中に出てくる可能性があるからです。
日経新聞記事はこちら http://www.nikkei.com/article/DGKDASFS01012_R00C14A8MM8000/
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