2011 年 12 月 28 日 水曜日
「この地名が危ない~大地震・大津波があなたの町を襲う」という新書を買いました。結構面白いです。
筆者によると昔ながらの地名(小字)等にはその土地の言い伝えや過去の災害等の情報が隠れているという事です。
例えば阪神大震災の際の被害のあった地域や震源の側には「灘」という言葉の地名が幾つかあり、昔の語源から意味する事はなんであったのか等興味深く書かれています。
「灘」にはさんずいが使われていますが、決して海に近い訳でありませんが語源にまで遡ればなるほどと言う内容です。
今回の東日本大震災で住宅を所有する事のリスクを皆様も理解されたかと思いますが、知らない土地の不動産を買うにあたっては事前にこの様な本を読まれるもの良いかと思います。
ちなみに福島第一原発の辺りも地名的には津波が襲ってきたという痕跡のある地名が多数あるそうです。
年末年始の時間を利用して私も読んでみますが、不動産投資のみならず自宅の購入や引っ越しの際の目安にもなるかもしれません。
by 向井啓和
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