2011 年 3 月 28 日 月曜日
今回の震災でBCPの意識が日本企業の間で格段に上昇して行くと想定されます。不動産投資にも関係ありそうです。
(BCP: Business Continuity Planの略で事業継続計画とでも訳せて、想定外の出来ごとが発生した後の事業復興プランです。某外資系証券等では人さえ移れば翌日からでも営業が開始できる様にオフィスも机もその他の設備も整えてあるとの事です。)
日本企業でBCPの意識が上昇すると地方のオフィスビル等の商業用不動産投資にとってはサポート要因になりそうです。
地下鉄サリン事件等があった10数年前から金融系の外資系企業(特にアメリカ系)は意識が非常に高くBCPのマニュアルが完備され、社員は読む事を義務付けられた記憶があります。
また、多くの外資系企業は日本において代替オフィスを相当遠い別のロケーション(関西と関東、関東と九州等)に継続的に借りてあるとも聞いていました。(サーバーは日本では3か所と聞いておりました。)
同じ意識の高まりが日本企業でも起こってくる場合には築年の新しい地方のオフィス商業ビル等に需要が出て来るかもしれません。
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