2013 年 1 月 16 日 水曜日
不動産投資の失敗の原因を考えて見ると恐らく一番多いのが「土地勘」と言うものあるなしが影響していると思います。
不動産に対する理解と言う事で言えば一番理解度が高いのがどの物件かと言えば、ズバリ「自分の家」な訳でして、そこから離れるに従って一般的には理解度が低下します。
自分の家や自分の住んでいる不動産に関しては良く利点も難点も理解していると思います。
例えば、「駅から遠いけど住環境は非常に良い」とか、「思った以上に物価が安くて生活し易い」とか、「バス便だけどバスが頻繁に来るので不便は感じない」とか、「市区町村の行政サービスが他よりも良い」等が住んでみて分かる利点です。
一方、「夜が思っていた以上にうるさい」とか、「駅から近いけど同じ駅から乗る人が多くて大変だ」とか、「市区町村の行政サービスが他よりも悪い」等も実際に住んでみて分かるマイナスポイントです。
不動産投資を成功させるポイントの一つに不動産に関して深く理解しているか、どうかがポイントとなって来ますが、その点から言えば一番成功の可能性が高いのは隣のアパートやマンションを買う事です。
ただ、現実的にはその物件が売りに出ていない等ありますが…
普通は自分の家を中心にコンパスで同心円を描いて見た場合に、距離が離れれば、離れるほど理解度が低下します。
東京の人が北海道の新築ワンルームマンションを買うとか、福岡の人が大阪のマンションを買うとか等で失敗が発生し易いのは「土地勘」が無いからです。
「土地勘」が無いと不動産の評価のしようがありません。
そこで人は得てして自分の「地元」の土地勘を基に評価してしまいます。東京の人が北海道のワンルームマンションで「安いな」と思うのは東京感覚であり、錯覚です。
その様な感覚に頼っていては失敗するのは当然と言えば当然なんですね…
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