不動産投資の失敗

「不動産投資の失敗」というキーワードで検索される人が多い様なので、関心が高いと思いますので不動産投資の失敗に関して書こうと思います。

 

 

不動産投資の失敗事例の多くは大体以下の様に大別されます。

 

1. 目的意識がはっきりせず「不動産投資をすると節税出来る」等の言葉に釣られて行った場合

 

2. 金額が小さい物件だからと言ってリスクの大きさを考慮せずに行った場合

 

3. 短期投資や短期間で資産倍増、三倍増等の達成の困難な不動産投資を行った場合

 

4. 借入金融機関の選択や借入タイプや期間の選択を間違えた場合

 

5. 遠隔地の物件で管理が手薄になる場合

 

1. 一番多く見受けられるのがこのタイプかも知れません。何となく、節税出来るという言葉に引かれて新築ワンルームマンション等を 買っている人が一番多く見受けられます。本来は一棟物物件を購入出来る、もしくはする予定があるにも関わらずに行って後で 後悔して居る人もおります。一番驚いたのが某メガバンクの銀行マンの方がワンルームマンションを買った後に相談に来られた時です。

 

 

2. 「金額の大小」と「リスクの大小」は異なると言う事、必ずしも比例しないという事を理解されていない方にこのタイプが多いです。 よっぽどの好立地の物件の場合はそうでもありませんが、シングルテナントリスクといってテナント一人(社)が抜けると家賃が 入らなくなるというリスクを認識されていない場合です。

 

 

3. 短期間に欲張り過ぎて購入と借入を膨らまし大規模修繕やその他のコストの準備も無く買われている場合です。セミナー等で盛り上げ られて熱くなり過ぎた方に良く見られます。「不動産取得税?其れ払わなきゃいけないんですか?」と半年に2物件買われた人と話を して唖然としました。

 

 

4. 最初に購入される方に多い間違いですが、本当は一棟目等はメガバンクからの借入で物件を購入出来た人が業者の勧めによって金利の 高いノンバンク等から借入た場合。順番を逆にすれば何棟か購入できるチャンスがあっても、先に高い金利の先から借りてしまうと 選択が狭まります。(但し、メガバンクから借入出来ない人は仕方ありません。その場合には事前にそう言ったお話しをします。)

 

 

5. 地方在住の方で電話営業を受けて、東京や名古屋、大阪の物件を買う場合です。特に新築ワンルームマンションの販売業者は電話営業 を朝から晩までさせて販売しています。ワンルームマンションを結局安く手放している方を見ると結構地方の方が多くおられます。

その他不動産投資の失敗例は多々ありますが、失敗は小さく、成功は大きく行く様に学んでいく必要がありますね。
http://www.minato-am.com/

 

by 向井啓和

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カテゴリー: みなとアセットマネジメント株式会社, ブログ, 不動産の失敗を解決?, 不動産投資, 不動産投資失敗, 向井啓和

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