2012 年 1 月 31 日 火曜日
公的年金への不安が高まり、私的年金である『自分年金』の構築への関心が高まっています。
不動産仲介会社の立場というバイアスを可能な限り排除して、どの様な事が出来るか考えてみました。
現在の市場環境や商品の仕組み等を考慮して、止めておいた方が良いと思われるのは以下の様な商品や投資かと思います。
1. 日本円での国債等の低利回り債券への投資
2. 新築ワンルームマンションへの投資
3. 毎月分配型ファンドや、隔月分配型ファンド等の高コストファンドへの投資
理由は以下の通りです。
1.に関しては、将来の金利上昇リスクが要因です。特に日本国債は日本のビビリ症で横並びの金融機関が大量に保有している為、バブル状態になっています。金利が上がり出してしまうと、債券の価値は下落します。(詳細は割愛しますが…)その為、高格付けであっても2年以上の長期の債券への投資は避けましよう。
2.に関しては、明らかに割高ですので止めておきましょう。建設会社等の利益がのり過ぎてます。自分年金どころか負債を抱え込む事になります。
3.に関しては、何度かこのブログでも指摘した通り、馬鹿げた商品です。証券会社と銀行の事務手数料を払う為の商品です。
では、逆にどの様な商品へ投資して行けばよいかと言う事ですが…それは次のブログで紹介します。
by 向井啓和
Posted in admin
カテゴリー: その他, みなとアセットマネジメント株式会社, 不動産投資, 向井啓和 意見, 株式投資, 自分年金, 証券投資