2014 年 1 月 29 日 水曜日
不動産投資、購入と管理は表裏一体と言いますが、お隣中国では…
修繕積立金が存在しないそうです。
中国ではまだ一部の都市では不動産価格が上昇しております。本日、偶々、日本の不動産投資をご検討の方が来社されて 中国の不動産市場に関して話をしました。
その方は、大都市である上海にマンションをお持ちだという事ですが土地は70年リースで国から借りて、建物だけにも 関わらず東京の物件よりも割高で馬鹿げていると言っておりました。
その方は中国の方ですが、そちらの物件を売却して日本で不動産投資を始めたいという事でした。現在、不動産市場が上がり 過ぎており外国人の購入は制限されているそうですが一部地域ではいまだに上昇しているそうです。
また、マンションの管理が日本とは雲泥の差だという事です。実際他の方からも聞いておりますが、築10年の中国のマンション は築30年の日本のマンションよりボロク見えるそうです。
管理費を徴収する様ですが、修繕積立金を取っていないのが問題です。
これもある意味シャドーバンキングに並ぶ「負の遺産」でして、大規模修繕するときはどうするんでしょうか?年老いてから、 ポケットマネーを数百万出すという感じになってしまうのでしょうか。
区分マンションの不動産投資をするにあたっては特に管理や修繕積立が重要になって来ます。その後の物件の価値に大きな 影響を及ぼしますので…負の遺産がある物件に投資しない様にしましょうね。
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