2013 年 5 月 28 日 火曜日
楽待ちのメルマガで金融機関のスタンス変化に関して、築古木造住宅への融資が増える?という物が送られて来ました…
中古の築古木造の収益物件への融資にも金融機関が貸出基準を緩めるのではという事でしたが、実はそういう兆候は昨年後半位から 出てきております。
今のところですが、鉄骨物件に関してですが一部耐用年数を経過した物件にも複数の金融機関で融資が見られる様になってきました。
国債金利が乱高下し、国債投資一辺倒であった金融機関は何らかの方策で収益を上げなければなりません。そんな中でもって来いなのが 不動産融資になります。
特に投資用不動産融資が伸びる可能性が高いでしょう。
金融庁指針 http://www.fsa.go.jp/news/24/ginkou/20130430-7/04.pdf
アベノミクスを受けてという事もあるでしょうが、私は、既存建物そのものが高齢化(?)していることも理由ではないかと思って おります。
もし、耐用年数をオーバーした物件に対して銀行融資がつかないという現在の状況が続いて行った場合には健全なリノベーションや 大規模修繕すら行えなくなってきます。
一方、建物を取り壊し、建て直すにも多額の資金が必要となります。開発が掛かる立地であれば兎も角、そうでない場所は建物が朽ち 果てるのを見過ごすことになります。
今よりももう少し各金融機関の評価力が試される時代に入ってきたのかもしれません。
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