ある金融機関の投資用不動産の融資スタンス

ある金融機関の融資スタンスです。分かる人にはどちらの銀行か分かると思いますが…

 

 

1. 融資は収益還元重視で収益価格の基となる割引率は9-9.5%が通常。23区で駅近く等の場合は稀に8%等で評価。それで逆算した 収益価格の100%か物件売却価格の90%のどちらか低い方が融資額となります。

 

 

 

2. 積算は殆ど考慮しない。積算が売買価格の50%でも融資をする。

 

 

 

3. 住宅系物件しか対応しない。店舗事務所は審査がリスクが高いと考えている。

 

 

 

4. 年収基準はトータルの融資額が年収の20倍が目安(Xよりも倍率は高い)

 

 

 

5. 他行はRCが好きだが鉄骨でも融資をするのがポイント

 

 

 

6. 団信は3億円まで可(A社、B社とC社のガン保険の3本でトータル3億となる。)団信があれば連帯保証人は必要なし。

 

 

 

7. 審査部の傾向として住宅よりも収益物件の方がリスクが低いと見ており融資を積極化している。

 

 

 

物件イメージと買う人のイメージをまとめると、「鉄骨の駅近くの築年数の古い高収益マンション」を「年収が高いが、残債が少しあり、ラスト一棟の物件を買いたい人」が買うイメージ。

 

by 向井啓和

 

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カテゴリー: みなとアセットマネジメント株式会社, フルローン考察, ブログ, 不動産投資, 不動産投資用ローン, 向井啓和, 向井啓和 意見

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