2009 年 12 月 8 日 火曜日
建築家の左高啓三氏とミーティングのつづきです。左高氏の考案したシステムを取入れて不動産投資に活かせないかと言う事でのミーティングでした。
サタカシステムが面白いと思ったのはパズルの様に天井高の異なる居住空間を作れるところです。スキップタイプやメゾネットタイプの組み合わせが出来ますし、構造の組み合わせ次第では将来の改築をにらんだ建築が可能となります。
ファミリー、単身者、オフィスビル事務所、店舗等の組み合わせが可能となります。将来のニーズの変更に合わせてのある程度のコンバージョンやリノベーション等の自由度が高まります。
左高氏は「日本のマンションの欠点は2つある。1つは天井高が非常に低いということ。もう1つが収納が圧倒的に少ないということ。」と指摘しておりました。
確かに私共が外国人の方を案内すると築年の古いマンションは特に、「天井が低い」、「梁がなんでこんなところにあるのか」、「誰がこんなマンションを建てたのか会ってみたい」、「なんでこういう風に間取りをしようと考えなかったのか」等など批判を受けます。
特にフランス人の方の好みにあう日本のマンションはかなり少ないというのが実感です。殆どがコストを安くあげて利益を出すためなので設計士の責任ではないのかもしれませんが…
http://ss-sataka.com/system.htm
by 向井啓和
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