2014 年 8 月 6 日 水曜日
最近「離婚するんだけど自宅を売却しようと思うんですが…」という相談が増えています。
不動産売却の三大理由の一つが離婚なので仕方ないのですが、事前に準備されるのをお勧めします。ちなみに、不動産売却の他の2つの理由は 相続、廃業(倒産)等です。
多くの場合結婚された後に夫婦共同でマンションや戸建てを買われますが、住宅ローンは連帯保証か連帯債務になっております。離婚後は 二人は別々に住むわけでどちらかがマンションを引き継ぐ事になります。(慰謝料として贈与されるケースも見られます。)
が、ローンの連帯保証や連帯債務はなかなか変更がききません。「離婚したんで連帯保証人から抜けたいのですが」と言っても金融機関は簡単には 取り入ってくれません。
最悪のケースでは以前こういう相談がありました。不動産投資で物件を買いたいんだけど、奥様は一度目の結婚で離婚して再婚した方だった のですが、その元旦那が自己破産していたそうです。
その場合、奥様の与信が傷ついてしまいました。再婚後の旦那様は全く金融機関的には不動産投資のファイナンスを引っ張るのに支障のない方 でしたが色々と苦労しました。
離婚した場合に共有の不動産を持っている場合や共有の債務を持っている場合は様々なトラブルに巻き込まれる可能性がありますので事前に ご相談ください。
Posted in admin
カテゴリー: みなとアセットマネジメント株式会社, フルローン考察, 不動産の失敗を解決?, 不動産投資, 不動産投資失敗, 不動産投資用ローン, 向井啓和 意見, 女性の為の不動産投資