2014 年 12 月 3 日 水曜日
非居住者の不動産投資が活発化しているというのは新聞等でご覧になられているかと思います。
今までは、非居住者向けはファイナンス付けに苦労するケースが多々ありました。が、現況はかなり変わって来ております。
まず、メガバンクの一角である某銀行でもノンリコースローンという形で検討しているという話もあります。実際にその部署にいた担当が 弊社のエリア担当になった事からその動向が分かりました。
また、某、ノンバンク香港現地法人は香港にて既に非居住者向けの不動産ローンを出しております。こちらは金利が高めで、しかも香港の投資家若しくは 香港に拠点のある法人で担保を香港で押さえる事が出来る先であるというのが条件となっております。
最近、新聞でも取り上がられた某外資系銀行はノンリコースローンと言う形で現在は対応しているという事です。外国人の場合には最初は 現金で物件を買ってもらってその後にファイナンスを付けるというやり方をしているそうです。
大口案件でファンドタイプの投資に対する金利はJPYLibor+1%若しくは金利スワップレート+1%と言うファイナンスコストだという事です。 今の実勢金利行けば、変動が1.1%前後、固定が1.4%前後とかなりお得です。
但し、2,3億までの直接投資型の場合は2.3%前後の金利と言う事でした。またLTVは50%前後の様です。
また、半分外資系の某銀行でも現在非居住者向けのファイナンスに関して急ピッチで調査、内部の詰めをやっており今後商品の発表が増えると 思います。
という訳で、今までは海外に居る方は日本人であれ外国人であれ円での資金調達に苦労しておりましたこれからかなり選択肢が増えそうです。
現在弊社では非居住者向けのファイナンスを検討しているところの主だった情報を「直接」担当者や責任者等のキーパーソンから聞いております。もし、ご興味 あればご連絡ください。
Posted in admin
カテゴリー: みなとアセットマネジメント株式会社, フルローン考察, 不動産投資, 不動産投資―海外情報, 不動産投資用ローン, 向井啓和 意見