2013 年 5 月 19 日 日曜日
不動産投資の関連でメガソーラーに関しても少し研究をしておりましたが、私、向井啓和が明日現地を見てきます。
メガソーラーの税務上のメリットに関しては税理士の友人から前から聞いており知っていました。ただ、長期にわたる投資であり、 不確定要素がかなり多いので食わず嫌いとなっていました。
税務上は取得価額の7%の税額控除が可能であるというのが一番のメリットに思えます。
他に、取得価額の一括償却などがあります。
今期利益の出ている法人、出そうな法人はメガソーラーを取得して税額の削減や税の繰り延べを得ることができます。
そして、メリットとしては20年間の政府買取価格の保証があります。通常の不動産投資の様に空室率を長期に亘って気にする必要が ないからです。
と、メリットばかりが先行しますが、実はデメリットや将来の不確定要素があります。
1. 銀行融資が付きづらい若しくは金額が伸びない。
2. 発電が阻害される要因が懸念される。例えば、埃や鳥の糞などのパネルへの汚れは発電効率を低下させる。
3. 見積もり額と実際に掛かる費用のかい離が発生する可能性がある。
4. 運用会社が長期的に管理して行けるか保証がない。もし、運用会社が倒産等した場合に状況が一変する。
5. 固定資産税や地代等の固定コストがどの様に設定されているか不明である。
6. 不確定な災害や損害等への対応や保険のカバレッジが不明である。
(例えば、火山噴火等の場合はパネルに火山灰が積もるのみならず、パネルを損傷する可能性がある。)
全てのビジネスや投資が不確定要素をマネージする事ですので、取れるリスクなのか、取れないリスクなのか現地を見てくるつもりです。
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