2012 年 8 月 30 日 木曜日
南海トラフ地震の地震予想に関して日経新聞一面に衝撃的な数字が出ていました。32万人前後の死者が出るとの想定です。
地震想定
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO45520650Z20C12A8LC0000/
シミュレーションでは今回の東日本大震災の10倍前後の大変甚大な被害規模になります。ただ、これは1000年に一度の地震が再度起こった場合の様な想定になり冷静な対応が必要になるでしょう。
不動産投資を検討されている皆様に取っても他人事では無い話でして、重要なポイントは幾つかあると思います。
1.津波による被害が大きいと想定されている点。各地の津波到達点と購入される不動産物件の標高との比較。
2.地震保険の費用がどの程度であるかの確認。
等です。
今回は1.に関して簡単にチェックする方法を紹介します。それはお客様に指摘頂いた方法ですが、購入対象物件の住所をマピオンというサイトに入れてその住所地を右クリックして標高を計る方法です。
http://www.mapion.co.jp/m/35.65472694_139.75459389_7/
例えば東京都港区芝にある田町駅近辺を地図で呼び出しまして、調べたい地点にマウスを持って行き右クリックすると駅からの距離に加えて、標高や海抜が出て来ます。
これで行きますと、田町駅周辺は標高3,4メートルとなります。
今回の南海トラフ連動地震の場合でも港区は3メートルまでは想定されていなかったと思いますので、津波に関してのリスクは比較的小さいという事が理解出来ます。
by 向井啓和
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