2012 年 8 月 28 日 火曜日
本日、日経新聞に自動車取得税と消費税の二重課税の問題が自動車の取得に絡んで出ていました。
自動車取得税は自動車取得に係る流通税になりますが、自動車には同時に消費税も掛ります。消費税も物品の流通に掛かる税ですので同じ様な二つの税がある必要がないので自動車取得税を廃止すると言う様な内容だったと思います。
この問題は不動産に関しても指摘出来まして、不動産取得税は自動車取得税と同じ様に流通税に該当しまして売買に関して掛って来ます。
更に不動産には登録免許税、印紙税等などが掛って来まして一度の取引で非常に多くの税が掛る取引になります。
そういった意味では、政府は自動車取得税のみ二重課税の問題を検討するのではなく、不動産取得税やそれに関係する不動産取引にまつわる税に関しても総合的に検討してもらう必要があるのではないかと思います。
実際、消費税が上がる前までは駆け込み需要があるでしょうが、その後には売買が相当落ち込むのではないかと想定されますので。
不動産取得税の減税は検討しないのか…(自動車取得税関連の記事)
http://www.nikkei.com/article/DGKDASFS2701W_X20C12A8MM8000/
by 向井啓和
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