2009 年 8 月 17 日 月曜日
先日ブルムバーグニュースを見ていてあれっと思ったお話です。
ロンドンにある中国銀行の支店が中国出身の人やロンドンの地元ローカルの人に対して不動産融資を積極化していくという事でした。
その際に中国銀行の責任者の方は「ヨーロッパでは金融機関が消極的であるがその穴を埋める為に積極的に動くつもりであり、将来的には銀行口座のある人には中国株への投資口座も提供していきたい」との事でした。
世界中に散らばっている中国人への不動産投資をサポートし、海外からの資本も中国国内に呼び込むという面白いビジネス展開の話でした。
こらは日本の金融機関ではあり得ないお話です。日本の金融機関の場合には「日本人でも」非居住者(海外に赴任している人等)であれば例え日本の不動産を買うのにも非常に大きな苦労をします。(殆ど不可能な位のハードルです。)
日本の組織や企業は日本人に対しても一たび海外に出た人に対しては非常に冷たいのが特徴で、この中国銀行のスタンスと際立って異なります。
今後この中国銀行の動きが日本でも見られるかどうかは必見のところです。まずは一番グローバルなロンドンから初めて次はアメリカ…そのうち日本でも同様のビジネスを展開するかも知れません。
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by 向井啓和
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