不動産投資で相続税対策をして損をする?

不動産投資で相続税対策をして、損をしたり過大なリスクを負うと言う内容が日経新聞のM&Iに出ておりました。

 

 

 

私どもも正にこの様な形で不動産投資に失敗して物件を売却する方にお目に掛かるので良くわかります。小さい事にこだわり過ぎるが 故に大きな所でロスを被るという事が良くあります。

 

 

良く目にするのが祖父母の代が農業をしていた方で、その近隣が開発されて宅地並み課税とされそうになった場合に行われるマンションや アパート建設です。

 

 

農地であれば評価額数百万の土地も、宅地並み課税となると一気に数億円の評価となるのでどうにかしなければという気持ちは分かる のですが…

 

 

多くの場合、相続税が掛かる、税金が掛かると焦ってマンションやアパート建設会社の口車に乗ってしまいます。

 

 

この日経新聞のM&Iが正にまともだなと思う点は、「相続税」対策は打ったのだが、「相続」対策になっていない事が非常に多いから です。

 

 

この中で税理士がアドバイスしているのが、段階を経てチェックする事です。

 

 

 

1.遺産分割は出来るか

 

 

2.納税資金はあるか

 

 

3.節税を検討

 

 

 

多くの人が失敗するのは3から先に入るからです。そもそも相続が発生する際には誰と誰が関わり、分割可能な資産なのか、それとも 分割が難しい資産なのかの精査が重要となります。

 

 

一棟物不動産投資のデメリットや問題点は正に分割に適していないという事です。その為、相続税対策になっても、相続を複雑化して しまうデメリットが存在します。

 

 

唯一、一棟物では複数の一棟物を建てたり買ったりすると言うことが解決策になりますが…

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