2009 年 6 月 3 日 水曜日
東京都特別区(23区)の固定資産税の納税通知書の発送が6月1日だそうです。いつももっと早く来るのにどうしたのかと気にしていたら今年は評価替えの年(基準年度)なので土地建物の評価が大変で遅れる様です。(3年に一度の事ですが…気にしていないと何時だか分からなくなります。)
基準年度には前年度の賦課期日(20年1月1日)の不動産の価格を基に固定資産税の評価がなされます。また、それから半年の価格動向も評価の際に参考にされるそうです。
http://www.tax.metro.tokyo.jp/shisan/info/koteitoshi.pdf
もし基準年度が一年ずれて22年度が基準年度であればかなり固定資産税の評価が変わったかもしれません。不動産価格の大幅な下落があったのは昨年の夏以降でしたから…参考とされる価格は平成21年1月1日となるので…
ちなみに首都圏でも、さいたま市等はもう少し早く納税通知書が来ていまして、千葉市は更に早かったと思います。各自治体の事務作業量によって納税通知書の発送が異なる様です。
不動産物件数が多く、所有者も多い様なエリアは一番遅くなる様です。
各自治体によって条例に定めれば減免や減額措置も取れるのでその自治体に応じた特徴があります。
例えば東京都では “小規模「非」住宅用地の減免” によって東京を支える中小企業が所有している小規模な事業用不動産の固定資産税を緩和する措置が取られています。
http://www.tax.metro.tokyo.jp/shisan/info/hijyuu2tsuutatsu19.pdf
日本中にはその自治体独自の固定資産税の減免措置があるんでしょうね…
小規模農業者、漁業者etc向けなど…
東京都の不動産投資のご相談はhttp://www.minato-am.com/
by 向井啓和
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