東京、神奈川、千葉、埼玉の投資用不動産探訪　不動産投資ブログ by みなとアセットマネジメント社長向井啓和

「福島県の次が千葉県って？？」何の事か分かりますか？

先日、日経新聞に小さく出ておりましたが、総務省が28日まとめた2012年の住民基本台帳人口移動報告で、仙台市の人口集中が鮮明になったそうです。

東日本大震災の避難者らが流入している仙台市の転入超過は9284人となり、東京23区に次いで全国で２番目に多かった。

一方、福島第１原子力発電所事故の影響が大きい福島県では人口流出が続いているとの事で、その次が千葉県なんです。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO51085090Y3A120C1L01000/

東京圏として、東京、千葉、埼玉、神奈川と言われる東京圏の他の都県には人口流入だったにも関わらず、千葉県は福島県についで人口の減少が見られたという事です。

不動産投資をされる方は利回りばかり追っていたりしておりますが、こう言った小さい記事を見逃しては行けません。

千葉県の一部の地域（柏市等）に関してはホットスポット的な報道がなされており、その風評被害の部分が多いのでしょうがそんな事で子育て世代が敬遠したり、浦安地域の液状化の心配で住む人の数が減って来ているという事かと思います。

既存のアパートマンションが建て壊されない限り、建物や部屋自体はありますので空室率が上昇せざるを得ない部分があります。もちろん場所を選んで投資をすれば同じ千葉県内でも十分問題無いのですが、その選択眼が求められます。

例えば浦安でも元々の地盤だった所は全く問題無かったそうです。