2012 年 8 月 21 日 火曜日
本日の日経新聞の一面に節電マンションに補助と言う記事が出ておりました。通常マンションと言えば国土交通省の管轄ですが、経済産業省の来年度の予算請求の話だと言う事です。
日経新聞記事はこちら
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS20010_Q2A820C1MM8000/?dg=1
簡単にご説明すると、1棟あたり100戸前後のマンション等に節電の機能(スマートメーター等)を設置した場合には補助すると言うものです。予算は300億円程度と言う事で2000棟程度を対象にして行くそうですので、1棟あたり平均で1500万程度の補助となりそうです。
東京電力の家庭用電気料金の値上げの話しを打ち消し、多少でも補助したいと言う事かと思います。
但し、2000棟×100戸=200,000戸という数字であったとしたならば、日本全体の世帯数に比較して非常に小さな数字であるなという感じです。
人口で考えると1%未満を対象とした政策です。
不動産投資家の立場から考えると、100戸以上の戸数を持つ1棟物のマンションを持っているのはごく一部に限られてくるのでこのままではあまりインパクトのない話になります。
ただ、20戸位まで敷居を下げてくれれば相当数の節電、省エネのインパクトが出て来るかと思います。
by 向井啓和
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