収益不動産の決済時に件ですが、決済場所に到着する途中で思い当たる件を確認してもらうと…
唯一、固定資産税の支払を怠ったかもしれないとの事でした。
それからのプロセスは以下の通りです。
１．法務局へ登記を誰から何の要件で受け入れたかの確認
法務局としても詳細は守秘義務の問題があり答えられないが、なんとか固定資産税の未払いが原因と辺りをつけ
２．都税事務所の徴収課へ確認し、担当者と連絡。
担当者は確かに差押えの手続きをしたとの事で、登記原因の推定が正しかったと確認。
３．本人（奥さん）に都税事務所へ納税に行ってもらい、納税と同時に登記申請の取下依頼書の様な物を渡してもらう手続きを取る。
４．納税を行い、取下げ書を法務局へ提出して差押えの取下げをしてもらい、まっさらな登記簿謄本を取ってもらう。
５．まっさらな登記簿謄本を基に、まっとうに権利移転出来ると確認の上で融資実行を行う。
という段取りになりました。５．まで来るのに10時前からやっていて、2時ギリギリになってしまうというタイトなスケジュールで、その後着金確認等を含めて3時位になってしまいました。
売主の怠慢が理由で周りの全ての人が振り回された訳ですが、買主の方の対応は冷静であったのも速やかな対応につながり結局はトラブルを切り抜けました。
しかし、無駄な時間と神経を使ってしまいました…
by 向井啓和
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