2011 年 11 月 7 日 月曜日
先日、明治大学の不動産セミナーに参加しましたらフルローンの逆の考え方で一部外資系ファンドは動いている様です。
簡単と言えば簡単な話ではありますが、不動産市場と金融市場の連動性を考慮するとその方が安く投資用不動産を購入出来るからです。
単純化すると
金融機関の融資が出易い→景気が良い→不動産市場は堅調→不動産価格は高い
金融機関の融資が出ない→景気が悪い→不動産市場は軟調→不動産価格は安い
つまり、フルローン等が可能な時期と言うのは不動産価格が相対的に高めな時期であるケースが多いのです。一方、フルエクイティ(融資無しで現金投資)の場合は金融機関の顔色を伺う必要がありません。
安く物件を購入する事のみに集中すれば良いのです。一旦現金で物件を購入後景気が良くなってから融資を付ければ良いのです。一部の外資系ファンドはその様な動きをしている様です。
by 向井啓和
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