2011 年 10 月 15 日 土曜日
通常、不動産投資で好まれるのが一棟物の不動産投資になります。ただ、相続という観点から見ると必ずしもそれだけがベストとは言えません。
相続においては、現金を相続した場合にまるまる相続税が掛って来ますので多くの場合富裕層の方は不動産に替えます。
というのは不動産の場合には相続税の評価額が例え更地の土地でも時価の7割程度になるからです。(更地が最も評価額が出るので相続向きではありませんがそれでも現金よりはマシになります。)
更に建物が建っている場合には相続において有利になりますし、もっと有利なのが区分所有の物件になります。
(融資残高の有無等も同時に問題となりますが…)
一般に銀行融資等では区分所有は評価価格が出ないので敬遠されますが、相続においてはこれが逆に作用します。
評価が低い→相続財産が少ない。という事になり有利になります。
更に良いのは評価が低いが高い収益性や価格維持力を持つ物件です。来週契約決済したら例としてご報告します。
by 向井啓和