2011 年 9 月 2 日 金曜日
先日不動産投資の失敗をまだ気付いていない方が来社されて相談を受けました。内容を聞いて恐らく夜逃げされていると…アドバイスしました。
相談をされた本人は「担当者が良い人で、夜も遅くまで仕事していて」云々と相当肩を持たれていたのですが、状況から言ってまず月末の家賃が払われていないだろう事を伝えて9月1日のうちに現場に弊社の担当と行きました。
郵便物(督促状等)が数週間以上溜まっていてやはり私の予想通り数週間前から利用されておらず、電話も留守電で、担当者の携帯も留守電という事でした。
購入された物件は六本木にある著名なビルの区分所有なので少し気を抜いていた様です。どうやら業者がその物件を売る為に空き室に入居してその後2か月程で飛んでしまった様です。
また家賃保証会社にも加入していると説明を受けていたのですが、本人に確認してもらうとその業者は家賃保証会社と基本契約もなかったそうです。
何はともあれ不動産投資の失敗も1日(8月分の家賃までは入っていたので)で問題の所在を殆ど全て明らかに出来ました。
今回もそうですが結構不動産投資で危険なのが「売主又は売主の関係者がリースバック的に入居する」ケースです。
by 向井啓和
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