2009 年 2 月 18 日 水曜日
不動産投資のローンが厳しさを増すなか、積極的だった一部の地方銀行も慎重になって来たというのはお伝えしましたが、新しい動きが出てきました。
一部上場企業の社員の方等顧客の選別をしながらではありますが、信託銀行が不動産融資の対象を個人に広げて来ている動きが出始めました。
信託銀行は以前はファンド関連のビジネスに注力しておりましたが、恐らくそのファンドビジネスが下火になるなか新たな収益源の確保と言う事で動き出した感があります。また、既存のファンドの解約において買手として個人が積極的に動いているというのを現場で見ていてビジネスチャンスを感じたのかもしれません。
期間や金利等は都市銀行と同じような感じですが、自己資金の投下率を10%前後でも受けている先もあるとの事です。フルローンはやっていないですが。以前よりも敷居を下げているようではあります。
不動産融資も環境の変化で一刻一刻変化しますね。http://www.minato-am.com/
by 向井啓和