2010 年 12 月 13 日 月曜日
「東京都が先日耐震診断の強化と改修を促進する為の取り組みをしている」という記事が出ており、不動産投資に関係すると思いますので簡単にご紹介します。
都内の緊急輸送道路に面する耐震基準強化以前の建物に関して耐震診断を促進し、その後必要があれば改修を推し進めるという物です。
神戸震災の様な大震災が来た際にライフライン(物資の輸送路や避難路)を確保するというのがポイントではありますが、なにぶんコストの掛る話ですので建物のオーナーの合意を得られるか難しい所です。
ただ、今後都内にビルを購入する不動産投資を考慮されている投資家にとっては把握しておくべき点かと思います。
東京都庁のHP抜粋
「都内の緊急輸送道路は、総延長約1,970kmにおよび、その沿道で、地震により倒壊し、道路閉塞を引き起こす恐れのある建物は、約1万棟(うち耐震診断が必要なものは6,000棟)存在すると推計されます。 」
http://www.taishin.metro.tokyo.jp/learn/tokyo/04_5.html
by 向井啓和
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