シンガポール不動産市場視察

先日シンガポールの不動産市場の視察に行ってきました。事前に高いと聞いておりましたので心の準備は出来ておりましたが…

 

 

思わず「じぇじぇじぇー」と言ってしまう様な物件と価格でした。

 

 

スペックとしては、セントラル地区でイメージ的には千代田区番町とかの立地と同程度の所ですが、マンションが30㎡に満たない にも関わらず百万シンガポールドルと言う価格でした。

 

 

日本円に直すと8,500万の価格になります。感覚的にはバブル時代の日本のワンルームマンションと同程度の価格設定と思います。

 

 

8,500万出せば日本の場合には戸建て住宅が十分買えますし、マンションの場合であれば都心でも90㎡前後の物件が買えます。

 

 

つまり、シンガポール不動産は日本の不動産の3倍の価格がしているという事になります。

 

 

という訳で今まで持っていた謎もクリアになりました。

 

 

「東南アジアの投資家が何故日本の不動産を買うのか、不動産投資をするのか。」は開発などが進んで、あり得ない程高い値段に 上がってしまったからです。

 

 

利回りベースでは3%~3.5%のグロス利回りだという事です。借り入れ金利が1.5%前後であり、まだ若干のキャッシュフローがある と言うのが投資家へのセールストークの様です。

 

 

他にスタディしてみると、ここの不動産は純粋に利回りと言うだけではなく、お金の中継地、休息地という意味合いが強いかと 思います。

 

 

某国で汚職等で得られたお金やその他表に出せない資金の滞留場所としての意味合いもかなりあるかと感じました。

 

 

その為、隣国でバブルが崩壊する等の事象が発生した場合にはこちらの価格も大幅に低下すると思います。

 

 

ただ、参考になったのがカジノを含めた湾岸地域の開発です。東京もオリンピックとカジノ開始でシンガポールの様な街が出来る のではと思いました。

Comments

“シンガポール不動産市場視察” への1件のコメント

  1. cdmのアバター
    cdm

    やっと、まともなコメントがあるサイトを見つける事が出来ました。シンガポールの不動産、異常なんですよ。おっしゃるとおり、東京の3倍はします。しかも内装設備なんて殆どない状態の値段です。(日本のマンションのような高機能は一切無しです)。それでも皆、値上がり期待して買うのが今のシンガポールです。日本のバブルとは違うのかもしれませんが、シンガポール経済、どうなっているんでしょう?

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