金融機関の融資スタンスの変化の予兆

楽待ちのメルマガで金融機関のスタンス変化に関して、築古木造住宅への融資が増える?という物が送られて来ました…

 

 

 

中古の築古木造の収益物件への融資にも金融機関が貸出基準を緩めるのではという事でしたが、実はそういう兆候は昨年後半位から 出てきております。

 

 

今のところですが、鉄骨物件に関してですが一部耐用年数を経過した物件にも複数の金融機関で融資が見られる様になってきました。

 

 

国債金利が乱高下し、国債投資一辺倒であった金融機関は何らかの方策で収益を上げなければなりません。そんな中でもって来いなのが 不動産融資になります。

 

 

特に投資用不動産融資が伸びる可能性が高いでしょう。

 

 

金融庁指針 http://www.fsa.go.jp/news/24/ginkou/20130430-7/04.pdf

 

 

 

 

アベノミクスを受けてという事もあるでしょうが、私は、既存建物そのものが高齢化(?)していることも理由ではないかと思って おります。

 

 

もし、耐用年数をオーバーした物件に対して銀行融資がつかないという現在の状況が続いて行った場合には健全なリノベーションや 大規模修繕すら行えなくなってきます。

 

 

一方、建物を取り壊し、建て直すにも多額の資金が必要となります。開発が掛かる立地であれば兎も角、そうでない場所は建物が朽ち 果てるのを見過ごすことになります。

 

 

今よりももう少し各金融機関の評価力が試される時代に入ってきたのかもしれません。

Posted in admin
カテゴリー: みなとアセットマネジメント株式会社, ブログ, 不動産投資, 不動産投資用ローン, 向井啓和, 向井啓和 意見

関連記事

コメントをどうぞ

トラックバック

金融機関の融資スタンスの変化の予兆”のトラックバックURI

不動産投資ブログについて

  • このブログはみなとアセットマネジメント株式会社が運営しています。
  • 記事に関するお問合せは各記事のコメント欄にご投稿ください。
    不動産投資のご相談、特定の物件に関するお問合せはこちらをご覧ください。
  • 執筆者プロフィールはこちら
    (オールアバウト専門家ページにジャンプします。)
  • twitterはじめました
    minato_assetをフォローしましょう

カテゴリアーカイブ