2011 年 9 月 28 日 水曜日
不動産投資には関係ありませんが、投資家を悩ませているギリシャ問題も解決の入り口に漸く辿り着いたかもしれません…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110928-00000001-wsj-bus_all
私は現在、不動産関連の税法を学んでいるので海外の状況を注意深くみておりますが、ギリシャにおいては比較的容易に課税出来て徴収も容易な税目を今まで除外していたのが大きな問題と考えています。
特に不動産の保有税(日本で言えば固定資産税や都市計画税で海外の場合は不動産税と言う)に関してギリシャは殆ど全く課税しておりません。
不動産は持ち運びが出来ず、資産が顕在するので課税者側からは把握が容易で、脱税をするのが困難なものです。それなのにギリシャでは不動産に関わる税の課税に全く手を付けて来なかったのです。
殆ど全ての国で同種の課税がされているに比較して課税せず財政状態が良好なら兎も角、そういった所に手を付けず支援を仰ぐ等本末転倒という事でしょう…
by 向井啓和
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